やっぱりあいかわらずなぼくら

さて、MotoGP第3戦アルゼンチンGPです。
いやー、本当に今年のMotoGPは面白い！ここ3戦本当に面白い！大事な事なので2回(ry




アルゼンチンGPは色々と見どころが多くて困りました。夜中に見ていて思わず叫んでしまうほど。だってフロントローにスズキですよ！まぁ参戦1年目なのにこの快挙。





しかもスタート、ホールショットをSUZUKIが取るなんて！！

残念ながらポジションは1周キープすらできませんでしたがそれでもすげーよ。ただやっぱり他のマシンとくらべて遅いのは残酷な程わかってしまいましたね。でもまだまだこれから！

アプリリアもがんばれよ・・・バウティスタにも期待してるんだぜ・・・

他にもマルケス春の侵入スライド祭りが開催されてたり。
1人だけバイクの挙動が違うのよねぇ、なんであれで速いんだろう？？スライドで素早く向き変えて誰よりも早くアクセルを開けてるんだろうけどなぁ～。




ヨニーヘルナンデスのマシンが燃えちゃったりしてましたね。アツイ走りだね！でもこれアブねぇわ～、ヘルナンデスはこの先のコーナーでコースアウト。幸い大事には至らなかったようですが怖いですね。


で、アルゼンチンGP最大の見どころはロッシ先生とマルちゃんのバトルなのは間違い無いでしょう。またまたロッシ劇場でした。

スタート後の第1コーナーで弾かれてしまい良いポジションをキープできず、途中マルちゃん独走体制に入ったことでこりゃマルケスで決まりかな～という諦めムードの中



じわりじわりとプッシュして2位までポジションを上げるロッシ先生。
この時点で1位マルちゃんとのギャップは4秒以上、普通であれば厳しい状況なのにそれでも諦めないロッシ先生。




なんと残り2ラップで後ろに張り付くという脅威の追い上げを見せます！
マルちゃんだって遅くは無いのにねぇ～、このドラマティックな展開にはテンション上がりますわー、ほんまロッシ先生はエンターティナーやでー。

そしてラスト2LAPでドラマが！




タイヤがヘタってきたマルちゃんが侵入スライドで滑りすぎたスキを逃さずインをつくロッシ




華麗にパスして見事にトップに！
だがそれを黙って見逃せないマルケスがイン側に車体をねじ込んで




先行するロッシに接触！！あぶねー！！
幸い転倒には至りませんでしたが、マルちゃんのアグレッシブさはいいんだけどヒヤヒヤします。

ですがここはS字コーナーなのでこの後に切り返しがあるからイン側のロッシが有利




あっこれはやばい！




ギャー！！




マルちゃーん！｡･ﾟ･(ﾉД`)･ﾟ･｡


切り返しで接触した時にフロントタイヤが浮いてしまっているので、これはもぅリカバリーできなかったんでしょうね、残念。でもあれはロッシが先なので突っ込んじゃいけないところだよねぇ、やっぱりレース中闘争本能全開で冷静には判断できないのかなぁ。接触＋タイヤがヘタってる状態じゃ難しかったのか。




残念ながらリタイヤとなりました。
ん～最後までロッシとのバトルが見たかったけど、タイヤの消耗が激しくて抜かれたら終わりってのがあったんだろうね。だから無理せざるを得なかったのかな。




でも転倒しても諦めず全力でマシンに向かって走るマルちゃんの姿には胸がアツくなりましたわ。マルちゃんはちょっとダーティな臭いがするんだけど、常に全力でベストを目指す姿があるから嫌いにはなれないんだよなぁ。



ちなみに




接触前の切り返し、ロッシ先生はしっかり後ろ確認してるんだよね。
これを見るとマルちゃん転倒へのシナリオが頭に浮かんでたんじゃないかと勘ぐってしまいます。どんだけ冷静なんだろうね、この人。バリ伝の郡VSラルフの1戦を思い出した人はオレだけじゃないはずだ！




1人リアタイヤにエクストラハード（マルちゃんはハード）を選択し後半までタイヤを保たせるマネジメントといい、バトルに持ち込んだ時の勝負強さといい、1発の速さでは負けても引き出しの多さで勝ってしまうところはさすが！全て計算づくだとしたら恐ろしいんですが、このドヤ顔を見るとやっぱり計算していたのかと思ってしまいますね。

ほんと面白かった！！




後はなんとクラッチローが表彰台に上がったのもビックリ！
最後の最後でドカをパスして3位入賞おめでとう！！クラッチロー好きだから嬉しいぞ！
相変わらずワイルドだぜ・・・嫁さん美人なのに（関係無い）