時系列的にはおかしくなっちゃうんですが、10/24,25の2日で夏休みをとって群馬へ1泊2日の旅行をしてきました。
目的地は、千と千尋の神隠しのネタにもなった(らしい)
積善館。
この赤い橋は映画を観た人には思い出すシーンありませんか?
映画の中で、千尋が白に連れられて油屋に入る前に息を止めて渡った橋、あれと見た目が重なりませんか?
この積善館。 300年以上の歴史があって、なんと1691年(元禄4年)から営業している老舗中の老舗の温泉宿だそうです。
こう聞くと、すごくお高い旅館なんじゃないかと思いがちなのですが、格安なプランもありまして。
今回はこちらのプランで宿泊してきました。
積善館でもっとも古い歴史のある建屋である、本館。
湯治目的でもっとも質素な宿泊プランだと6,000円代で宿泊できちゃいます。
布団は自分で敷いたり、ご飯がお弁当だったりで食事の満足度は低そうですが、それを補って余る程の歴史情緒を堪能してきましたよ~。
事前に口コミ情報を色々調べたんですが、宿泊した感想は大きく2つに分かれてました。
古くて汚い派と、古くて歴史があって良い派です。
ここの宿泊コンセプトは歴史を感じる事だと思うので迷わず予約したわけですが、それでもやっぱりお部屋は気になるもの。
宿について部屋に入る時に、ある程度覚悟はしていたのですが
想像以上に広くて綺麗でびっくり!
2人で泊まるには贅沢なレベルでした。
おこたが良い感じ(o^―^o)
奥にも小さめのお部屋に暖房、小さな収納がありました。
ここは2人だと使う事無かったですね。
古いとはいえ、ちゃんとテレビはありましたよ(小さいですけど)
貴重品入れの金庫も用意されてました。
これ、
部屋の内鍵しか掛けれなくて、外から部屋に鍵掛けれないんです。
ちょいとプライバシーの観点ではいまひとつですが、そのあたりは割り切れる人じゃないとツライかも?
窓際には小さなテーブルとイスが2つ。
眼下には綺麗な川が流れていて、来る時に渡った赤い橋が見えます。
川の水量はかなり豊富で、テレビつけなくても川の音を聞いてのんびりしているだけで十分満足に時間を過ごせました。
当日は台風が来る直前で、この後雨も風もすごくどこにも出かけられなかったんですが、のんびりと1泊してくることができました。
冷房は無く、暖房もある事にはあるのですが古くてあまりきかないらしいので、宿泊するにはちょうど良い時期だったようです。
たしかにほとんどのトイレが男女共用だったり、匂いがきつかったり、ご飯は質素で満足度が低いといった問題はいっぱいありました。
ただし、この値段で他の建屋の温泉も全部入れるというのは大きな魅力だと思います。
正直レンタカーの方が高かった…
毎日の忙しさや都会の喧騒から離れて、のんびり過ごすには最高の旅館だと思います。
積善館はとっても気に入ったので、数回にわけて色々書いてみようと思います。
宿の雰囲気とか、拙い文章力じゃ難しいしね~
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