最近は赤坂方面まで足を伸ばしてのランチ巡りが習慣となりつつあります。赤坂近辺は結構お店が多くてただぶらついているだけでも楽しめるんですねぇ。何気にラーメン屋さんも多く、しばらく
は赤坂散策には困らなそう。
今回はラーメン屋さんの友さんにお邪魔してきました。
芳醇あごだし肉盛り麺(980円)
店内にオススメと書いてあった芳醇あごだし肉盛り麺(限定15食)をチョイス。低温加熱したチャーシューが全部で7枚(豚5枚、鳥2枚)の贅沢仕様。ラーメン1杯1000円近いのはちょいと高いけど、これだけチャーシューがついてればまぁお得かな。
豚チャーシューは低温加熱でまるでハムのようなしっとり感。味も濃すぎず全体のバランスを崩すような事もありません。よくチャーシューを炙ってくれるラーメン屋さんもありますが、あれお肉だけなら美味しいんですけど脂の主張が強すぎで、ラーメンのバランスがおかしくなると思うんですよね。お肉の赤身と脂身のバランスが良く、ご飯を巻いて食べたら最高だと思います。
鳥チャーシューは豚と比べるとさっぱりめ。でもパサパサしてないのはさすがの低温加熱といったところでしょうか。適度に脂があるのも良いですね。
麺は黄色でゆるくウェーブのかかった平打麺。ぷりっとした食感で縮れ具合がスープと良く絡みとても美味しいです。量的には普通ですが、満足度は高いですね~。
そしてこちらのラーメンはスープが美味しい!あご(トビウオ)を使った出汁はとても香りが良く優しい甘みがあり、スープ全体が尖って無く丸い印象を与えてくれます。動物系とのブレンドなのでコクは豚系から出してるのかな。バランスもいいなぁ。香りの良さといいさすがは芳醇というだけはありますね。
食べながら店内を見渡すとうんちくが色々なところに目につきます。あんまり素材がどうこうって全面的に押し出すのは好きでは無いなぁ~。まぁ美味しいからいいんですけどね!
あご+豚骨の他に、鳥白湯スープもいろいろ書いてあります。昔のラーメン屋ってこういう所を「秘伝の味」の一言で纏めてたように思えますが今はオープンになったもんだ。まぁ他店との競合に勝たなきゃいけないってのもあるんでしょうけどね。
残り1/3といったところでラーメンに添えられていた刻み生姜の醤油漬けを投入。味の変化を楽しんで下さいと言われたけど正直あんま変わらなかった。生姜を口で噛めばそりゃわかるんですがね~。途中でまた違った味を楽しめる面白さはあるんですけど、どちらかというとせっかくのあごダシの良い香りをそのまま味わう方がいいかもしれない。
全体的にかなりレベルの高いラーメンに満足でしたが、欲を言えばもっとスープがアツアツだといいなぁ。熱すぎても風味が飛んでしまうことを考えてこの温度なのかもしれませんけどね。
それでもアツアツなラーメンをフーフーしながら食べるのがやっぱり一番美味しいと思うのです。
食後に一息ついてる時にメニューを発見。今更だけどここのお店は芳醇あごだし醤油と鳥白湯の塩の2本柱なようです。通常のラーメンはチャーシューがまた別なようなのでちょっと残念。鳥白湯も食べてみなきゃなぁ
というわけで後日再訪問。半熟卵濃厚鳥塩ラーメン(840円)
ちょいと前に流行った(今もかな?)鳥白湯ラーメン。鳥チャーシュー、鳥のつくねといった定番どころをちゃんと抑えてますね。かいわれ大根の苦味も良くあいます。ただチャーシューはなぜか細切なのが残念なところ。
麺はあごだし醤油の平打麺と比べると丸いような気がしたんですが気のせいかも?
濃厚というだけあって鳥の旨味がたっぷりなスープが美味しい!変なクセも無いしね。これは食べたら唇がコラーゲンでテッカテカになりそうな一杯です。
鳥白湯ラーメンは味がまったりしすぎでぼやけた感じがするのであまり好きでは無いんで、黒胡椒を少し強めに効かせるのがウマイんだよなぁ~。でも、胡椒を抜きにしてもここの鳥白湯はまったりした中に1本芯が通ったような味がします。何が違うのかな??
両方食べ比べましたが、鳥白湯よりはあごだし醤油の方が好みでしたね。どちらもレベルが高いんですが、香りの良さと丸い甘さであごだし優勢。それにあごだしのお店ってなかなか見ないですからね。そういった意味でも貴重なお店だと思います。
ご馳走様でした。
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友 (ラーメン / 赤坂駅、溜池山王駅、国会議事堂前駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.8
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