やっぱりあいかわらずなぼくら

会社帰りに銀座の俺のそばへ行ってきました。
「俺の」というとてもインパクトのあるこのお店、高いクオリティ＋低価格のメニューで勢いのある俺の株式会社のチェーン店の１つですね。イタリアンやフレンチの他にもおそばもやっていたとは！

そしてここのお蕎麦は港屋インスパイア系なんです。「俺の」が港屋インスパイア系をどう解釈して作ってくるか楽しみですね。




俺の肉そば（冷）並　６００円

まずは港屋インスパイアなら基本の肉そば（冷）から。
以前港屋さんでも食べたことがあるんですが、この刻み海苔のボリュームがすごい！海苔好きなので嬉しいなぁ。海苔だけじゃなく全体的なボリュームも並なのにかなりのもの。写真じゃ隠れて見えませんがお肉もたっぷり！




蕎麦汁はラー油が入っているのですが、港屋のそれよりは控えめかな？器が黒いので見えづらい分そう感じるかも。ただ蕎麦の量に対して量が少ないのでは・・・？




肝心の蕎麦は田舎そばのような黒くて太め。十割そばなんでしょうか？でも十割そばだとこの値段での提供は厳しいだろうから、たぶん違うんだろうな。それにどちらかというと蕎麦の香りを楽しむよりは、ガッツリ噛んで啜るのを楽しんでこそ港屋インスパイア系！細かい事は気にしちゃいけない。

港屋と比較すると蕎麦は細めで固さも控えめで、港屋のガツンとくるような歯ごたえは抑えられた分啜りやすく食べやすくて良いです。蕎麦汁は港屋より塩辛く、中年男性には少々塩分が気になるかも（汗）




そんな時は定番の生卵＋天カスを投入！塩辛さが目立っていたのが大分まろやかな口当たりになります。お肉の旨味が汁に溶け始めればまるですき焼きのよう。

ただやっぱり蕎麦のボリュームに対し汁が少なすぎるなぁ。何も考えずに食べていくと８割ぐらい食べたところで汁が無くなってしまいそうに。天カスも入れることで汁を吸っちゃって余計に汁気が無くなってしまいます。なんともみみっちぃ気分でお蕎麦を食べざるをえなくなりました。

どうせならそんな心配しないでいいような量の蕎麦汁を提供してくれないかなぁ～。がっつり豪快に食す方が気分もいいしコンセプトにも合いそうなもんだと思うんだけど。少し余ってもそば湯で飲んだりする楽しみもあるし。

それでもそんな小言ぐらいしか気にならないぐらい満足感は高かったです。このボリューム、味でこの値段とはさすがとしかいいようがない！

店内は立食ですが一部着席するテーブルもあり、夜はサイドメニューもあるのでお酒を飲むのも良いかも。ただ決して店内は広々としてはいないので、落ち着けなくても良ければ・・・かな。

お蕎麦もこれからは多極化するのかな～、楽しみです。

俺のそば GINZA5 （そば（蕎麦） / 銀座駅、日比谷駅、有楽町駅）
夜総合点★★★☆☆ 3.7