仕事帰りに麻布十番にオープンした新福菜館に寄ったらなんと20:00前なのに材料切れで終了。そのまま帰るのも悔しいので、近くの良さそうなお店を探したら鶏そばで評価の良さそうなお店があったので行ってきました。
鶏そば156さんです。
このお店はラーメンとBARを融合させたようなスタイルを目指しているみたいで、ラーメン屋さんにしてはお酒を充実させていたり、サイドメニューにたこ焼きがあったりします。
面白い試みだと思うのですが、入り口の券売機で食券を買うオペレーションだと難しいんじゃないかなぁ?席に座って飲んだり注文する旅に食券買うのはおっくうだし、お酒入ったらなおさらめんどくさいだろうし。
まぁ、今回は初だったのでお酒ではなくラーメンにしておきます。
お店でオススメの純鶏あおさそば(¥880)に味玉(¥100)と鶏炊きごはん(¥150)です。
んふふ~、ちょっとお腹減ってたので贅沢に4桁使ってしまった。
着丼までの空いた時間に店内を見渡すと、ラーメンの食べ方についての説明書きを発見。
なんか色々と書いてありますね。こういう食べ方を指定されるのって好き嫌い別れると思うんですが、私は気にしないかな~。食べ方は人それぞれですからね。まぞそば好きとしてはまぜそばも食べに来なきゃだな。
と、そうこうしている内に着丼。
麺は細くて柔らかめのストレート、主張はしないけど鶏白湯とは相性がいいですね。
うさぎ食堂といい
藤しろといい、鶏白湯は細めがデフォなんでしょうか。ただその2店よりも麺は柔らかいです。
これはスープの粘度が高いからかな?
どちらかというと
天下一品に近い印象を受けます。さすがにあそこまで重くは無いですが、味や香りは結構似ているかも。軽めな天一といったところでしょうか。なのであおさの風味は鶏に負けちゃってるかなぁ~。そこはちょっともったいない。
鶏炊きご飯はお米が柔らかめなのが残念ですが、アジアっぽい香辛料が効いた不思議な味。なんだろうこの香り?どっかで嗅いだ記憶があるんだけどなぁ~。もちっと具がしっかりしたら、ご飯をメインとして十分お金がとれそう。
そして後日まぜそばを食べにきました。
鶏そばとは違い太めな麺が主張してますね。トッピングもシンプルで良いなぁ。こういうの大好きなんですよね、もちろんこれは麺が美味くないと成り立たないんですけど。
さっそく底から麺をまぜまくります。まぜそばは麺を混ぜなければはじまりません。底から麺を持ち上げるとドンブリからもぁっと湯気が立ち上り気持ちが高ぶってきます。
さっそく麺を頂くと、
アツイ!!そしてウマイ!!
鶏そばの白湯スープをもっと濃くしたようなタレが太麺に絡まり最高です!濃厚な鶏の旨味、香り、そこにトッピングの揚げネギの風味が加わって食欲を煽ってきます。ん~これはウマイ。
特に麺の美味さは特筆もの。程よい太さにごわっとした食感でブツリと切れていくので噛むのが楽しく箸が進んで止まりません。シンプルなトッピングで勝負するだけはある麺ですね。
それと全体の温度も見逃せません。
食べていて気づいたのですが、完食するまでしっかりアツアツでした。さすがに最後の方はそれほどでも無いですが、提供されたばかりのアツさはうっかりすると火傷しそうなレベル。油そばやまぜそばは冷めると油がクドくなるので温度感は大事だと思ういますが、ここまでアツアツを提供してくるお店はここが初めてです。
出来たてアツアツを伸びるまでに食べる、まるでパスタみたいですね。
ただ、タマネギは生なのでちょいと辛かったかな~。賽の目切りにするならもうちょっと小さく切ってもいいんじゃないかなと思います。いくらアツアツで提供されても生っぽさは解決しないでしょうし。
さらに後日チーズまぜそばにも挑戦。
淡白な粉チーズと卵黄が加わってかなりの濃厚さ。カルボナーラっぽくはなりますが、ちょっと私にはクドすぎるかな~、食べるならたっぷりコショウをかけて白ワインと一緒に食べたら最高かも。
つけ麺と担々麺以外は制覇しましたが、私の中ではまぜそばのお店という位置づけになりました。それぐらいまぜそばのインパクトがでかかった。ジャンクさで勝負せず、シンプルなトッピングに鶏で勝負してくるその姿勢がステキ。マイまぞそばランキング1位ですね。
ただ惜しむべきはバーとしては使いづらいとこでしょうか。
お酒を飲ませるのであれば、食券ではなくちゃんとオーダーを取る方がいいんじゃないかなと。
このあたりのバランスは難しいだろうなぁ。
仕事明けにラーメンと一杯軽く飲むには良いお店が見つかり満足です。
ごちそうさまでした。
鶏そば十番156 麻布十番店 (ラーメン / 麻布十番駅、赤羽橋駅、六本木駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.8
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http://aikawarazu.iku4.com/et/tabelog_81ここではまぜそばを食べるべき! ~ 鶏そば十番156 ~