溜池山王で直球ストレートなお店を見つけました
男パスタさんです。
溜池山王から徒歩3分程のアクセスの良い立地に、でかでかと「男パスタ」と書かれた看板が目につきます。どこがどう「男」なんですかね。楽しみです。
注文は食券制でした。パスタのメニューは「あか」と「しろ」の2つ。これにトッピングで色々と変更ができるようです。「あか」はトマトと海老、「しろ」は魚介にチーズがベースの味付けで、サイドメニューはサラダとピラフの2つだけ。シンプルですね。
店内はカウンター10席程の細長い作りになってます。席についたらお店について色々と書いてありました。男一人でふらっと入れて、食べ方もお上品に食べるのではなくお箸でずるずる啜って食べてくれと。なんともおっさんが入りやすいようなコンセプトですね。こういうの好きです、はい。
食券を渡すと、まずは赤いお盆とチーズの小皿が出されます。パスタができるまでの間チーズをすりおろして待っていて下さいと言われました。これなら待ち時間も手持ち無沙汰で困ることは無いかな。
ただしチーズは小さめ、というか小さい(笑)男らしくない・・・
チーズは小さめのポットにでも吸ったのが最初から入っていて、でっかいスプーンで男らしく好きなだけドバッとかけてくれ、って方がお店のコンセプトと合うんじゃないかなぁ?チーズをするのはいいんですが、手が汚れるのがね。まぁ男なら小さいことを気にするなってことなんでしょうか。
待つこと4,5分でカウンターに着丼。生パスタなので湯で時間も早めみたいで、ランチに時間の無いサラリーマンには嬉しいスピードですね。丼からは海老の良い臭いがします。美味しそう!
具はハムのような豚肉が1枚に三つ葉のみ。シンプル!男らしい・・・のか?ソースが多くて見た目はまるでラーメンのようですね。
店内で作る生パスタはちょっと細め、丸くなくちょっと平打です。ソースとの絡みも良さそう。
お店に書いてあるとおり遠慮無くずるずる~っと啜ると、つるつるした麺の食感は喉越しも良い!でももちもち感は控えめですね。「噛む」ことより「啜る」ことを重視した設計なんじゃないかな。
ソースはかなり濃厚な海老の風味がします。ソースをたっぷり纏った麺を啜るのが楽しい。フォークに巻いて噛むよりお箸で啜るのはより香りを強く感じる事ができるのかも。こういうちょっとした食べ方の違いで感じ方が変わるのも面白い!
具がシンプルすぎるので食感の変化や味の変化が乏しいので食べていて飽きてくるのですが、そんな時は卓上の調味料を追加です。辛さを追加する辛い油(そのまんますぎる名前)、それとにんにく揚玉を丼に投入すると一気にパンチ力が上がる感じ。うます!
ただやっぱりこれがパスタかと言われると違和感が。見た目といい食べ方といいどうしてもラーメンを食べている気分になってしまいますね。これは仕方ないのかな。
あとできれば紙エプロンは出して欲しい。麺を啜って食べてというならソースが飛んでシャツが汚れるのを防ぐ為にも必要でしょ、ビジネス街なんだし。言えば出してくれたようなのですが、言わなくても出すのがサービスだと思います。まぁそれが「男」らしくないと言われればそうですかとしか言えませんが。
コンセプトを守るより、お客の事を見て欲しいな。
あと欲を言うならトーストが1,2切れあったら最高かな。ソースはかなり美味しいかったので、丼に残ったソースが勿体無い。箸じゃ掬えないし。丼にちょっとだけ残ったソースをガーリックトーストで拭って食ったら最高なんじゃないかな。
わかりやすいはっきりしたコンセプトのお店ですが色々と気になる点もあり、今後良い方向へ改善していって欲しい気になるお店でした。
ご馳走様でした。
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男パスタ (パスタ / 溜池山王駅、国会議事堂前駅、赤坂駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.3
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http://aikawarazu.iku4.com/et/tabelog_40コンセプトは「男」、お箸で啜れ ~ 男パスタ ~