やっぱりあいかわらずなぼくら

うどんで有名な香川県。その丸亀市にはうどん以外にも有名なご当地グルメがあるそうです。
鶏のもも肉を骨付きのまま焼いた骨付鳥。それが関東では横浜で食べられるらしいんです。

実は何を隠そう、私は大の鶏肉好き。トリスキーとしてはやはり食べねばならぬと行ってきました横浜西口。目指すお店は横浜西口徒歩3分、一鶴さんです。事前に調べた所骨付き鳥には2種類あり、肉質の柔らかな「ひなどり」と肉質が固く旨味が濃い「おやどり」から選べるそうです。
そりゃ両方食べるに決まっているじゃないですか！



 
ということでまずはおやどりから。
確かに骨付きのもも肉が1本どーんっと出てきました。お皿には鳥の旨味たっぷりな肉汁と脂も一緒です。通はこの脂でご飯（おにぎり）を食べるんだとか。
想像より大きめなサイズにちょっととまどいましたが、ここはやはり骨を持って齧りつくのがマナーでしょうか。上品に食ってなんかられねぇぜ！

脂したたるお肉に食いつくと、予想を遥かに超えた柔らかさにびっくり！見た目は結構焦げているので固くなっていたり、肉汁が出きっちゃっているかと思いましたがまったくそんなこと無いですよ、これ。まさに柔らかジューシー。
肉の柔らかさに驚く暇もなく、濃いめでかつスパイシー味わいが舌を刺激してきます。これはビールが進みますわー。




続けて当然のごとくおやどりも頂くことに。
ひなどりと比べると見た目からして固そうな印象。ちなみに付け合せのキャベツはひなどりでもついてきてますのでご安心を。




お肉には包丁で切込が入っていて食べやすいようにしてくれています。ありがたいですね。
ただ、これは逆にそうでもしないと食べづらい程肉質が固いということ。

恐る恐るお肉に齧りつくと確かに固い！というか噛みきれない！両手で骨を掴みワイルドにいかないと噛みきれません。皮もまるでゴムのよう。ひなどりと比べるとこれが同じ鳥とは思えない程の固さです。

ただ、何度も噛んでいるとひなどりと比べ旨味が濃い事に気が付きます。濃いだけでなく旨味が続くと言えばいいのか。そう考えると噛む事も悪くないと思えるってもんです。イカ

で例えるなら、ひなどりが刺し身でおやどりはスルメかな？好みは人それぞれだと思いますが、私はおやどりの方が好きかな。ビールが進みますし。

そんな骨付き鳥を満喫しつつ、他のメニューもいくつか食べてみました。
その中でもオススメはこの２つ。おや天とかわ酢です。




こちらはおや天。いわゆる鶏肉入りさつま揚げといったところ。普通のさつま揚げと違うのは、中に鶏肉が入っていることでしょうか。




断面から見える赤みの入ったお肉、これ鶏肉、しかもおやどりかな？おや天っていうぐらいだし。さつま揚げの中に食感の違うお肉が入っていて食べて楽しいです。これは揚げたてを食べてみたいなぁ。わさび醤油で食べたら最高だと思うんだ。




でもってこれがかわ酢。とり皮ポン酢ですね。
ここのとり皮は茹でた皮では無く、揚げたとり皮を使っています。




カリッカリに揚げてあるので、食感もとうぜんパリパリ。皮下の脂も残っているので噛めば噛むほど脂が出てきてウマイ！揚げていてもちゃんとしっかり油切りされているのもポイント、そのおかげでくどくなるところをポン酢の酸味で十分美味しく食べることができます。
いやぁ～これはビールが進みすぎて困る。でも困らない！
もうちょっとビールが安かったら最高だけど。


ただ1点残念な事が。


骨付き鳥の油をおにぎりに付けて食べるがうまい！って聞いていたので試したんですが、注文したおにぎりが冷たかったんです。「冷めてる」じゃないんですよ、「冷たい」んです。まるで事前に握って冷蔵庫に入れてあったような冷たさ。握るのは時間かかるから作り置きして冷蔵庫に入れて、注文が来たら海苔巻いてるのかな。

こんなおにぎりだったらコンビニのおにぎりでいいよ・・・おや天も冷たかったから、煮物と骨付き鳥以外はみんな作りおきなのかなぁ？お店としては骨付き鳥で勝負って考えなのかもしれないけど、サイドメニューもちゃんと作ってほしいな。

なので、こちらで食事する時はサイドメニューに期待しないほうが良さそうです。

ご馳走様でした。


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一鶴 横浜西口店 （鳥料理 / 横浜駅、平沼橋駅、高島町駅）
夜総合点★★★☆☆ 3.1
昼総合点★★★☆☆ 3.1